2022年3月6日、川崎浴場組合さん主催「KAWASAKI スイーツふろラン」が開催されました。
このイベントは、川崎市高津区にある千歳温泉から川崎区の寿恵弘湯を目指す全16kmの工程で、途中にあるスイーツショップをエイドステーションとして利用するという、大変ユニークなランニングイベントです。
今回、私もコース設定などでお手伝いさせて頂きました。
この記事では当日の様子をレポートさせていただきます。
AM9:00 千歳温泉(ちとせおんせん)
千歳温泉(ちとせおんせん)はJR武蔵新城駅から徒歩5分ほどのところにある銭湯です。
大正ロマンをテーマにした店内はオシャレで清潔感に溢れ、天然温泉の露天風呂もあり女性に人気の銭湯です。
この日は千歳温泉の脱衣所でウェアに着替え、2階の休憩スペースで川崎市浴場組合副会長さんにご挨拶をしていただきました。
その後、広々とした休憩スペースで準備体操とストレッチを済ませ、エントランスで記念撮影をしてスタートです。
AM9:15 老舗和菓子店 大平屋(たいへいや)
JR南武線 武蔵新城駅前のアーケード商店街「新城あいもーるアルコ」にて、一軒目の和菓子店「太平屋」へ。
太平屋は昭和28年創業の老舗の和菓子屋さんで、この日は店主の遠藤さんにお話しを伺いました。
いただいた美味しそうな草餅は、浴場組合さんが車で次の休憩所まで運んでくれました。
AM10:30 等々力緑地
川崎フロンターレの本拠地である川崎陸上競技場のある等々力緑地へ。
こちらの広場で、先ほどの草餅とお茶を受け取り頂きました。
太平屋さんの草餅は、オモチが柔らかく餡子が上品な甘さで、とっても美味しかったです。
陸上競技場前の広場にはフロンターレの26(フロ)周年を記念した旗が掲げられていました。
この日はたまたま参加者さんの一人がフロンターレのファンで、川崎フロンターレと風呂桶の歴史について話して聞かせてくれました。
AM11:00 多摩川河川敷
この日、多摩川の河川敷では河津桜が満開でした。
ちなみに、多摩川沿いのランニングコースは「たま リバー50キロ」と呼ばれ、東京都の羽村市から大田区の大師橋まで約53kmの連続したコースが続いています。
ベテランランナーさんは、なんと一日でこの53kmを全て走ってしまうようですよ!
AM11:50 菓子工房 ラ・ベルージュ(下平間店)
多摩川沿いを走り、幸区下平間の菓子工房 ラ・ベルージュさんへ到着。
ラ・ベルージュさんは1974年の創業以来、すべて手作りで安心安全なお菓子作りのこだわり店。
この日はチーフの原口さんにお話しを伺い、お菓子は浴場組合さんに次の休憩所に運んでいただきました。
AM12:15 越の湯
ラ・ベルージュさんの近所の銭湯、越の湯(こしのゆ)さんへ移動。
こちらで予め浴場組合さんが運んでくれていた、ラ・ベルージュさんのお菓子を頂きました。
「やみつき夜ショコラ」と「フルーツケーキ」、どちらもランニングで疲れた体に染み込む美味しさで、バッチリ疲労回復出来ました。
この日は越の湯の店主さんに特別許可をいただき、なんと私(男)も開店前の女風呂へ!
普段は決して侵入を許されない非日常体験に、他の参加者さんと一緒にすっかりテンションが上がってしまいました。
PM1:00 若宮八幡宮
再び多摩川を経ていよいよ最後の目的地である川崎大師へ到着。
最後に立ち寄った若宮八幡宮では、宮司さんからお札と飴を頂きました。
ちなみに、お札に書かれていた「愚公移山(ぐこういざん)」とは、何事も根気よく努力を続ければ、最後には成功するという意味だそうです。
PM1:30 寿恵弘湯(すえひろゆ)
そしていよいよゴールの寿恵弘湯(すえひろゆ)さんへ。
最後に川崎市浴場組合副会長さんに締めのご挨拶をいただき、みなさま怪我なく無事ゴールすることが出来ました。
ゴール後、寿恵弘湯さんの広い浴槽で汗を流しポカポカのお湯につかり、さらにサウナまでいただいて、すっかり疲労回復しました。
清潔感溢れるピカピカのロビーでは、風呂上りに川崎浴場組合さんプロデュースの戦う銭湯サイダーが振る舞っていただきました。
さらに、沢山の川崎銘菓(久寿餅、イクミママのどうぶつドーナツetc...)がつまったお土産までいただき、大満足で帰路につきました。
このイベントで、川崎市は比較的フラットで、エイドステーションになる美味しいスイーツショップやランニング利用できる銭湯も多く、ランナー向けの走りやすいエリアだと再確認できました。
川崎市民のみなさんや近隣にお住いのランナー様は、ぜひ川崎市の銭湯を拠点にしたランニングをおすすめいたします!
下記はこの日辿った全16kmのコースになります。